2025/06/03 16:13
雨が降る日。うちでは鹿骨タイム。
噛むということは、犬にとって本能的なリズム。
それはただの遊びではなく、集中できる知的な時間にもなります。行動心理学の観点からも、噛むことで分泌されるセロトニンは、人で言うところの瞑想にも似た効果をもたらしてくれるといいます。
雨の日のように外の刺激が少ない日は、内側に意識を向けるとき。
落ち着いて自分の世界に没頭する。その時間はリアクティブな犬たちにとっても、大切な時間になっていくのです。
もちろん注意点もあります。まずは噛み方を知らない犬にはしっかり教えてあげることや、長時間与えすぎないこと。噛み疲れや、誤飲を防ぐためにも見守ること。特に子犬やシニア犬には、その子に合ったサイズと硬さを選ぶことが大切ですね。保存する場合は冷凍してね。
雨の日を、ただの運動不足の日で終わらせるのではなく、静かに心と身体を満たす内側のトレーニングデイとして過ごす。
鹿骨は、その時間を支えてくれる、小さな秘密道具のような存在です。
しとしとと降る雨の音を感じながら、部屋の中では深い満足感を。
そんな雨の日の過ごし方、いかがでしょうか。
