2026/07/16 09:53

暑くなると増える犬のサマーカット。

「毛が長いから暑そう」「短くした方が涼しいはず」そんなイメージを持つ人は多いよね。

でも、犬の被毛は人間の服とは違い、被毛には紫外線や熱から身体を守るという大切な役割がある。
ここまでは、理解している飼い主さんはいると思う。

プードルやオーストラリアンラブラドゥードルなどのシングルコートは毛が伸び続けるため、定期的なカットは欠かせない。
極端な丸刈りでなければ水遊び後の乾燥時間を短くするなど、身体を守れる範囲で短く整えることは有効な場合もある。

では、サマーカットの闇とは何ぞや?
それは、ダブルコートの犬にもその感覚で短くしてしまうことなのです。

和犬やハスキー、ゴールデンレトリバーなどのダブルコートは構造がまったく異なります。
「涼しくなるだろう」と丸刈りにしたり、ライオンカットを楽しんだりすることは注意が必要なのです。
トップコートとアンダーコートの二重構造は、夏は熱を和らげ、冬は体温を保つ役割を担っている。
丸刈りによってその機能が損なわれると、紫外線による皮膚トラブルや、毛質の変化、毛が正常に生えそろわなくなるケースがありデメリットしかないのです。

大切なのは、「犬のため」と「人のため」は、必ずしも同じではないということ。

犬の毛は、飾りではありません。身体を守るためにあります。

サマーカットを選ぶ前に一度だけ考えてみてください。
そのカットは、本当に犬のためでしょうか。